INTERVIEW

お客様の声

三重大学大学院

工学研究科

三重大学大学院との共同研究 AR打音検査アプリ

 

2017年に三重大学大学院工学研究科(准教授:三島直生)とジョーカーピースは、ARの技術を応用した簡易打音検査システム開発の共同研究を行いました。共同研究で開発した機能の一部を組み込んだ、iOSアプリもリリースしています。

外壁タイルは、建築基準法第12条で特殊建築物を対象に2-3年毎の「目視及び部分打診調査」と10年毎の「全面打診調査」等を行うことを義務付けられています。これらの検査は、職人の聴覚に頼った打音の検査や高額な特殊機械を使った検査でしか実現されていませんでした。

建造物の維持管理において最も重要なことの1つとして、劣化や欠陥の早期、かつ正確な発見が挙げられます。この課題を解決するにあたり、三重大学街学院工学研究科(三島研究室)では打音の波長による診断方法を研究していました。

これまでの研究で、外装タイルやコンクリートに対して、欠陥のある箇所は時間周波数分析(TFFT)できることがわかっていました。そこで、打音結果のTFFT画像と位置情報などを組み合わせてAR(仮想現実)によって欠陥箇所を可視化するiOSアプリの開発を行いました。

 

 

連続した打音検査が欠陥の検出や検査時間の短縮に効果があるものの、TFFT画像で発見された劣化や欠陥位置を、実際の建造物と照らし合わせて正確な位置を特定する方法がなかったので、簡易ARによって実用化に向けた大きな一歩となりました。

 

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